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[ニュース][思想]イスラーム

呪い恐れ盗品次々返却 店主の「祈るぞ」に動揺 ケニア

2008年01月09日18時55分

 大統領選をきっかけにした混乱が続くケニア東部の町モンバサで、商品を略奪された店主が特別なイスラム教の祈りを唱えると公言したところ、呪いを恐れた暴徒が次々と盗品を返しに来る「事件」が起きている。

 略奪されたのはイスラム教徒が経営する店。タンザニアから輸入した板材やベッド、ソファなど4200万ケニアシリング(約7000万円)相当が、年末年始にかけて奪われた。

 店主は4日、「伝家の宝刀」を使うことに。スワヒリ語で「ハルバディリ」と呼ばれる特別な祈りだ。イスラム教徒の多いモンバサ周辺では、悪者に神の正義が下される祈りと信じられている。

 店主の決断はあっという間に周囲に広まり、6日深夜から次々と、暴徒が盗品を返しに来始めた。中にはリヤカーをレンタルしてまで運び込む者もいるという。

 目撃者の男性によると、暴徒らは「テレビを盗んだ男は逃げる途中に死んだ」「盗んだベッドで寝ていたら、見知らぬ男が隣で寝ていた」などと呪いを恐れていたという。警察はその様子をやじ馬と一緒に眺めていたといい、逮捕する動きはない様子だという。


盗みを働く行為は良くない(というか悪い)事だけれど、店主の祈りを唱えるぞという言葉に心動かされて、盗品をきちんと返すのがなんというか、憎めないですね。
イスラム圏での宗教の力というものはすごいんだなぁ。
というか、無宗教である日本人の私がこのニュースを読むから「すげぇ!!」と思うだけで、他の宗教圏に住む人とか、信心深い方からすれば、「そんなの当たり前じゃない」って鼻で笑われるのかもしれませんが…



1月9日(水)23:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | これはすごい | 管理

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