オニヤンマ改変
 
音と笑いとなんじゃろね。
 



[読書]また会う日まで

本日読み終えた本です。

また会う日まで / 柴崎友香

 高3になる前の春休み、修学旅行2日目の夜。部屋でクラスメートが始めた他愛ない心理テスト。それが鳴海くんを意識させた。その後、まだ雪の残る野外で鳴海くんと二人きりでかわした会話。
それは、付き合うこともなく別れ、何故かずっと気になっている人の思い出。
 その夜の記憶を確かめるため、会社を休んで上京した有麻。そんな有麻が、いま一番会いたい人は……。


これなんて少女マンガ?とあらすじを(というか帯コメント)を見たとき思った私です。実際読んでみてもその印象はあまり変わらず。
でも文章からその風景が脳内で映像化しやすいというか。読みやすかったです(鹿島田さんの文体にはムチャクチャ苦労したので…)。
鳴海くんのストーカー?凪子の存在は強烈なんだけど、なんだか薄いなぁ。昨日読んだ『生きてるだけで、愛。』の元彼女・安堂のほうがえげつなかったなぁ(笑)。主人公も大概やばかったけど。ラストでは酔っ払って雪の中全裸になってるし。


 



11月13日(火)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | つぶやき | 管理

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