[読書]アバンギャルド・アバンギャルド |
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| ──想像してみて下さい、20年後のことを。
昨日図書館へ行って借りてきた本がこちら。
2027/古屋蔵人〔編〕 プラネタリウムのふたご/いしいしんじ
そのうち、今日読んだのは『2027』。 これは、本の異様な感じに惹かれて借りた。というのも、古川日出男さんの本を借りようと、分類番号913の作家名:フの辺りを物色していると、この本に出会ったのだ。 最初、著者名が見えなかったので、「古川さんの作品?こんなのあったっけ??」と気になり手にとってみる。 表紙がぐるぐる…なんじゃこりゃ?
BY Kurando Furuya, Hitoshi Odajima, Tomoki Kurokawa
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どうやら古川さんの作品ではない事がわかる。 パラパラと中を見てみる…なんじゃこりゃ!!? 所々にしかけが!?え、レシート??ナニコレナニコレ!! そんなわけで私は貸し出しカードと共に、貸し出しカウンターへこの図書を持って立っていたのだった。
実際じっくりと読んでみたのですが、なんでしょうね、これ。文字だらけのマンガに近しい物があると思います。ジャンルで言えばこれは空想科学(SF)ですか。 なんとも不思議な小説?です。 このお話の中心となる、「紙媒体の印刷物は検印が無ければ発行できない(紙媒体の印刷物は罪)」が図書館司書もしくは本屋を目指している自分としてはなんとも心痛かった…。この本では表紙が液晶だとかになっていて、ディジタルなんですよ。
うん、これから先は本というメディアはどうなっていくのでしょうかねぇ。 今あるもので言えば例えばケータイ小説だとか、あとはDSで近代文学のソフトがありますけど、そうなれば本屋は本屋でなくなってしまいますよね。文字の電子ソフトウェア販売店? 自分の未来にも関わってくるもんなので妄想すると止まらないなぁ。。
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12月3日(月)22:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | つぶやき | 管理
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