オニヤンマ改変
 
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メディアリテラシー

「女性専用車両の実態」「アサヒる」「全盲患者放置」など -2007年11月16日のニュース畑収穫ご報告

・「アサヒる(朝日新聞が捏造する)」は「現代の基礎知識」?より
http://news.goo.ne.jp/hatake/20071115/kiji147.html

ブログや2ちゃんねるで話題になった「アベする」「アサヒる」が「現代用語の基礎知識」に掲載されるという報道を巡って、様々な意見が出ました。

ニュースの投稿者は日本の新聞業界に疑問を呈していますが、そうした新聞社への批判が多く出される一方で、「実際に捏造はどのレベルまで行われているのだろう」と疑問を述べる方に対して新聞社の内部事情について興味深い情報提供をしている方もいます。

朝日新聞の記者だった者です。 記事を書くのは人間、それをチェックするデスクも人間、見出しを付けて紙面レイアウトするのも人間です。
それぞれの人間にはそれぞれの考え方がありますが、人権とか平和とか平等とか、社会弱者の救済とか安定した生活とかは大事だね、という意識は最大公約数的に、多くの人が多かれ少なかれ共有しています。
そういう意識をベースにもった人間たちによって原稿が書かれて点検されて、記事になって発表されます。それがゆえに「アサヒ」特有のバイアスが記事にかかっていると言われるならば、それは確かにそうかもしれません。
しかしそれ以上の、たとえば特定の国や特定勢力に過剰に肩入れしているとかそういう指摘は、少なくとも現場では実感したことはありません。会社の上層部となると、よく分かりませんが。

他にも、

朝日さんじゃない、全国紙の記者です。
社内の力学というのはうちも、この方が書いている通り。どの会社も同じなんだなー。
古くからある大きな会社特有の、偉そうで尊大な人は確かに内部にいて、会社の知名度や影響力を自分自身のものと勘違いしている人も確かに多い。でもそういう人の割合というのは、ほかの大きくて古い組織に比べてどうかというと、大してかわらないと思う。

あと、朝日捏造説って、陰謀史観と似ていると思ってます。そうだったら面白いなーが、いつの間にかそうに違いない、にすり替わっていて。それを信じ込んだが最後、あらゆる反証はすべて「陰謀だ」と。現実というのは実はもっと地味で人間くさいものだったりすると思います。


と説明する方も。 マスコミの人々は何を考え、どういった組織で働き、どう情報を伝えているのか。興味深い議論が続くこのニュースについては、まだまだこちらで意見・情報募集中です。



「アサヒる」に関してはこちらも。痛いニュース(ノ∀`)

なんというか、「アサヒる」問題については、やっと『メディアリテラシー』って言葉が意識し始められたんだなという印象が強いです。
自分もメディアリテラシーって言葉は大学に入ってから知った言葉ですが、こういう事って小学生位のうちから学んだ方がいいと思うんだ。北欧とかではそういう授業をカリキュラムに取り入れているんですよね、たしか。


[追記]20日22時04分
「アサヒる」問題に関して新たなニュースがあったので、URL貼っておきます。
痛いニュース(ノ∀`) すぎやまこういち氏 「『アサヒる』という動詞は、捏造で日本を貶めるという意味」「2ちゃんねるでスレ立てたことも」



11月16日(金)22:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | つぶやき | 管理

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