オニヤンマ改変
 
音と笑いとなんじゃろね。
 



日付がーーー

旧・体育の日が終わってしまいました。そしてまた日付を跨いでしまった、サボりグセが付いてますね……。
更新してない時はポケモン中なんだということで。


10日は京都文化博物館(略称:ぶんぱく)へ行ってきました。ゼミの先生が授業中に招待券を配布(というか、行きたい人だけ貰ってね的な)していたので、これはもらって行っておこうと。
現在行なわれている特別展示は、源氏物語千年紀記念事業のひとつで、ぶんぱくでは第2弾になるんですかね、源氏物語千年紀にまつわる特別展は。タイトルは「読む、見る、遊ぶ 源氏物語の世界-浮世絵から源氏意匠まで-」です。
概要は……チケットの裏側から引用します。


>時は江戸時代。王朝文化の再興とも言える機運のなか、出版文化の隆盛、多くの著述家・芸術家の活躍などにともなって、源氏物語は上層階級のみならず庶民にまで広まり、「おおらかに」愛されるようになります。
>本展では、源氏物語を題材とする写本・版本から、屏風絵や絵巻、そして大胆な造形を生みだした浮世絵版画、また物語をデザインした工芸品、さらにはかるた・双六、投扇興などの遊び道具までを幅広く展示し、江戸時代の多彩な源氏文化を“楽しく読み解く”ことを試みます。



まさに概要どおりの展示で、でも浮世絵に関しては源氏物語(原作)よりも江戸時代に作られた『にせ紫田舎源氏(源氏物語のオマージュ作品)』をベースにしたものが殆どでした。
源氏物語って本当に長い間愛される文学ですね。日本人の文学作品に恋愛要素が少なからず入り込むのは源氏物語の影響もあるのかしら?とふと思いました。

あと常設展示のところで、浮世絵再興計画として、版木が展示されていてとても興味深かったです。
50年前に源氏物語絵巻の「東屋一」の場面を浮世絵(即ち版画)にしたものが作られ、その技術を今になって再び作ってみようというプロジェクトなのですが、この版画がまたすんごく細かいんだ……。
版木を作られた川面義雄氏は、写実性にこだわりを見せたので源氏物語絵巻現物に近くなるように、時の経過によって剥げ落ちた顔料の感じなども表現した版を作っていらっしゃるんです。その再現度がとても精巧で(またその版木を刷る、刷師の腕前も必要不可欠です)、超高画質のデジカメ(京都市地下鉄のラッピング車のやつね)で撮影したかのように現物(源氏物語絵巻)とソックリなんですよ。
その再現度っぷりに感動しました。

特別展示は11月16日まで、常設展示の源氏物語絵巻は今月24日までです。
この連休にでも行ってみてはいかがでしょうか



10月11日(土)02:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | つぶやき | 管理

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