[漫画]最近の収穫 |
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| 恋と罪悪/たうみまゆ 出版社は東京漫画社です。
表題作は、ボーイズラブというより“おっさんラブ”。 でも学生時代の回想シーンもあるから、それを含めればボーイズラブになるか。 しかしながら、おっさんがあんまりおっさんじゃない…のが残念。特に柴田はいくらちゃらんぽらんな男だとしても47には見えないよ…。そこまでリアルを追求しない方が良いのかもしらんけど。
話としては表題作より「きつつき、のノック」のが好きだなぁ。音楽で言うと、名B面曲になりそうな話だと思う。 何よりも、たうみさんが前に出したコミック・『隅田川心中』の収録作である「なでしこギャラクシー」に登場した人物がチラッと再登場する辺りが面白かったです!
あと「あいのいろ」は浮世絵師を題材とした作品で、着眼点は良かったと思うのですが、見せ場である浮世絵に迫力が足りなかったのが惜しいです。「隅田川心中」もそうなんですが、中心となる題材がいかんせん中途半端な感じだもんで、曖昧、というか印象が薄い作品になってしまうような……気がするのです。 図書館が出てくる「2/3の世界」は…これはすんごい細かい所なんですけど、気になった点がありました。 この話に出てくる図書館って、公共図書館にしては珍しく、独自の分類法で資料を分類されているんですか? 日本のほとんどの図書館って、「日本十進分類法」という分類方法で資料(本)が分けられていて、例えば歴史の請求記号は200から始まるとか、医学だと490から始まるとかあるんです。 で、この話で登場する人物が探している資料は、タイトルから推測するに、文学ばっかりだったんですけど、請求記号が705やら204やらで、日本十進分類法では有り得ないんです(笑)。 まぁ、これは私の職業病みたいなもんなんで…どうでもいい事なんですけどね^^
あ、ここまできたら全部レビューしないといかんな(笑)。 最後になっちゃいましたが、「絵に描いたような。」はこのコミックに収録されているものでは、(作者も語っておられますが)最も青春BLしてると思います。 そんでもって先生が私のまた私の好みのビジュアルしてます(そこがいちばんどうでもいい・笑) 美術教師の佐藤先生がこれまた良い女の人なんですよ。 もとい、たうみさんの漫画に出てくる女の子はみんな素敵な人だと思います。
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1月25日(月)22:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | つぶやき | 管理
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